第3章 死神
黒板に字を書く音が響く。
英語の授業。
ヤバイ。ヤバイヤバイ眠い!!……あ、羊がいっぱい見える……
『……zzz』
先生「おい!!!おいっ!!!」
『……っ!』
ヤバイ…寝てて何も聞いてなかった!!
先生「俺の授業で寝るとはいい度胸だなあ?この文英訳してみろ!!」
ん?これを英語にすればいいの?
『えーっと、Venice appears to have more nicknames than its…………………』
~5分後~
『…………we have calculated that the city has been sinking there to four centimeters per century the official said.』
生徒「「スッゲー!!!」」
先生「………っ!よ、よろしい!座れ!!」
『はーい。』
そりゃ元々アメリカ住んでたんだから英語くらい喋れるでしょ。日本語の方が難しいよ。
~昼休み~
友達「!!あんたやっぱり凄いよ!!あの鈴木の顔ったら!」
『そんな事ないよ~私、こう見えてハーフだよ。言えなくちゃ〜』
友達「にしてもだよ!!ていうか皆気づいてるのかな?がハーフだって」
『どうだろうねーあんまアメリカって感じないからなあ(笑)』
今だからこそ笑い話に出来るけど本当に私ハーフなのかな?
友達「あ!ねぇ今日スタバァの新作出るんだよ!行かない?!てか行こ!!」
今日は仕事はないな…うん!行こう!
『いいよ!!行こ行こ!』