第13章 堕天
銭湯での事件以来。争奪戦の時の皆さんが仕事中の顔になった………つまり本気。勿論私が勝てる時もあるが、皆さん本当に強いと改めて実感してしまう。中でも1番強いのはおそ松さん。勝つためには手段を選ばない。ハニートラップを仕掛けてくるのは変わらないが、剣、銃、体術、落ちてる鉄パイプにベットに壁のガレキ……更には兄弟を盾にしたり囮にしたりする(一番被害受けてるのはカラ松さん)。そして今日もおそ松さんの目の前には七つのハンバーグがある。
お「いやー悪いねー諸君!!」
カ「………ガレキ投げないでくれブラザー」
チ「ふざけんな!クソ長男!!人を盾にしやがって!」
一「………ガリルに銃弾撃ち込まないで」
十「マグマアツーイ!!」
ト「背負い投げってイッタイヨネー」
文句を言いまくる皆さん。それを聞きながら治療するのが日課になった。
チ「ちゃんは何されたの?」
『ハニートラップからのマグマでした……』
ベットに押し倒され、腕を骨折させようとしたら両足にマグマを落とされ、それを治療してるところにカラーボールを投げられたのだ。マグマの熱さってハンパじゃないし、足の皮膚がドロドロにただれてグロいし死ぬほど痛い。
一「……………治ったの?」
心配そうに尋ねてくる一松さん
『大丈夫ですよ。あと左足だけなんで』
ト「え?!まだ治してないの!」
右腕の骨折を治療されているトド松さんが驚く
『はい』
カ「それはだめだ!」
チ「早く自分の怪我治して!」
一「………早く」
十「ハーヤークー!!!」
ト「今すぐ!」
『お、お言葉に甘えて……サタン』
自分の足を治療する。
『骨見えてる』
ト「な、なんでそんなに平気なの?!」
チ「怖くないの?」
カ「痛くないのか?」
『痛いですよ?……怖くはないですね』
お化けとかはダメだけどグロいのは大丈夫なんだよなー
『うん!治った!!ハイ!トド松さん続きしますねー』
ト「ハ、ハーイ」
お「えーっ!ー!俺も治してー」
七つのハンバーグを食べ終えたおそ松さんが言った。いやいやいやあなたかすり傷しかないでしょ………ナニこの差は……
『後でやりますねー』
チ「かすり傷じゃねーか!……クソッなんかあいつに悪いこと起きないかな……」
左足の治療をされているチョロ松さんが愚痴る