第10章 争奪戦~壱~
声は聞こえるが一松さんの姿が見えない
『………どこ……』
一「ここだよ。ヒヒッ」ガッ
『っ!しまっっ!』
後ろから腕をお腹に回され密着した状態になる。そのままバックドロップされると思ったらずっとこの状態が続く
『/////////////』
は、恥ずかしい!!投げて!撃って!蹴って!何かして!お願いだから!300円あげるから!
おそ松さんといい一松さんといい男性に免疫が無い私には刺激が強過ぎる
一「ねー」
『///は、ハイッ!』
一松さんは頭の上に顔を乗せている
回された腕に力が入った。耳元で喋らないで
一「……顔も耳も真っ赤」
心臓が飛び出るんじゃないかってくらいバクバクする。決して好きとかそういう事ではなくて顔が整っていてイケメンな声で言われたら誰だって私みたいになる。絶対そうなる!!
『は、離して……………』
一「離して欲しい?」
『は、はい…』
一「へぇ(ニタァ」
やばい……一松さんの顔は見えないけど寒気がする
一「離して下さい一松様…だろ?(ニタァ」
『……………………い、』
言えるかーっ!っと反論したいところだがそれも今の状態では困難なわけでありまして言うしかないんですねハイ。
『は、は、離して下さい……い、い………一松様……………』
一「………まぁいっか」パッ
『っ!』
言われたとうり言ったら腕から開放されて体が言う事をきくようになった。急いで距離を取る
一「……………………やっぱり顔真っ赤(ニタァ」
満面の笑みを浮かベている一松さんが立っている。あの笑顔怖すぎるよ!
ダッ
誰のせいだと思ってんの!という気持ちと共に一松さんに向かって走りカラーボールをなげる
一「っ!」ベチャッ
『し、失礼しますっ!』ダッ
そのまま通路に入り走る
一「…へぇ
調教しがいあるじゃん
がいなくなり、1人ガリルを見つめてスナイパーは呟いた