第8章 能力
~地下の医務室~
カラン
ト「………ふぅ………取れた」
『ありがとうございます。トド松さん。』
ト「いえいえ。良かったーおそ松兄さんがすごい怖い顔してたから何事かと思ったよー痕が残らないといいんだけど……」
『すみません…私のせいで………』
そりゃ怒ってるよね……
ト「いや、多分ちゃんに怒ってるんじゃなくて守れなかった自分に怒ってるよ」
そんなっ!!
『でも!!!あの時私は自分の意思で能力を止めてやられたんです!だからおそ松さんは何も悪くなんかなくて!』
ト「……それは僕じゃなくて本人に伝えてあげて…ね♥?」
トド松さんが医務室のドアのところに目をやる。それにつられてドアの方を見ると
皆さんが心配そうに見つめていた