第4章 二宮和也の場合
一年が過ぎた4月。
朝っぱらから下が騒がしい…。
俺と一緒にリーダーも松潤も、
相葉さんと翔ちゃんの煩い声で二階から降りた。
松本「うおっ!がいるじゃん!!」
寝起きの悪い松潤が朝からテンション高い。
大野「ちゃん…。元気そうで良かった。」
二宮「いや、それテレビ画面ですからね?」
そういう俺もにやけてしまう。
プルルルル
相葉さんの携帯。じゃないよな?
相葉「もしもーし!うん…うん…!
俺も見たところ!!ねっ!りょーかいっ!
うん!また!」
誰?って顔をみんながするから
相葉「あ、菅田将暉!
びっくりして電話くれたみたい!」
松本「なんだよ!からかと
思ったじゃん!」
ホッとした。相葉さん優しいですからね。
しかも学校も一緒で仲良しでしたし。
大野「菅田くんもテレビ見たんだね。」
明らかに前より痩せていて、
髪が伸びて大人っぽくなっていた。
大丈夫かよ…。