第4章 二宮和也の場合
次の日のMステは何とか乗り切った。
でも、やっぱりがいないと
変な感じで嫌だった。
ほんとに誰とも連絡取ってないわけ?
…翔ちゃんは?翔ちゃんすら連絡来ないの?
それとも隠してるとか?
シェアハウスに戻ると、相葉さんから
廊下に呼び出された。
二宮「なんですか。」
ゲーム中断させられたからちょっと不機嫌。
相葉「いや、あの、ちゃんから
連絡来たかなーって!」
明らかにムスッとすると、
二宮「来てませんよ。相葉さんは?」
「俺も。」
そして暫くの沈黙。
二宮「翔さんは?家庭教師やるって
意気込んでましたよね。」
相葉「聞いてみよう!」
相葉さんに腕を掴まれてリビングに戻る。
相葉「ねえ翔ちゃん!」
櫻井「…んー?」
相葉「ちゃんと連絡取ってる?」
櫻井「いやいや。連絡取ってたらみんなに
ちゃんと言うし!」
そうなのか?
相葉「家庭教師やるって言ってたけどさ、
あれは無しになったのかな?」
櫻井「いやー、それも俺が無理やり
取り付けただけだからなんとも言えない。
でも連絡無いってことは無しなんじゃん?」
無しか…。