第3章 相葉雅紀の場合
ピンポーン
チャイムが鳴り、
玄関に向かった翔くんがビックリしてた。
だって、音信不通だったちゃんが
玄関に立っていたから。
玄関からこちらに向かってくる
二人の話し声。
カチャ
櫻井「ちゃんが帰って来た!」
リビングにいた全員が振り向いた。
一番驚いてたのはニノかな?
相葉「ちゃん、おかえりっ!」
「…ただいま!」
櫻井「え!!相葉くんが一番ビックリしそうなのに
なんでそんな冷静なの?」
冷静なわけないじゃん!
ただ、みんなより少し早く
こういうことになるって知っただけ!
二宮「お前、どこ行ってたんだよっ!
ふざけんなよ!!」
突然、ニノが怒鳴った。
一瞬で空気がピリッとした。
「島根県の寮のある学校に転校しました。
そこで、大学受かるまで生活してました。」
一瞬ビクッとしたちゃんだったけど、
そのあとは淡々と話し始めた。