第3章 相葉雅紀の場合
それから一年以上が過ぎ、
何度かちゃんの家にお邪魔して
お母さんから聞き出そうとした俺たちだったけど
何も進展がないまま、時間だけが過ぎて行った。
そして。
俺は進学はせずに、芸能界一本でと決めた。
ちゃん、どうなったかな。
櫻井「ちょ、ちょっとちょっと!
テレビ付けてみ!!」
部屋から飛び出してきた翔ちゃん。
テレビを付けると、
なんとちゃんが!!
櫻井「部屋でテレビを
なんと無しに付けたら、今年の
慶應の合格発表が流れてて!
その中にちゃんもいた!!」
アナウンサー「今年の慶應義塾大学の
合格者の中には、ジャニーズ事務所初の女性で、
嵐plus1としても活躍されていた
さんの姿もありました!
えー、彼女は慶應義塾大学の経済学部に
合格が決定したそうです!」
いた…。本物だ…。
相葉「合格したんだ!やったー!!」
櫻井「やったな!ちゃん!!」
テレビの中の君を見て、俺たちは二人で喜んだ。