第2章 3月31日
相葉「あ、きたきたきたー!」
松本「主役登場ー!うりゃー!」
「痛いー!お待たせしました!
よろしくお願いします。」
いつもより長く丁寧に、私はメンバーとスタッフさんに
頭を下げた。
大野「始めますか!」
大ちゃんの掛け声で、みんなで場当たりを始める。
ほんに最後なのかな。
疑心暗鬼になってきた。
リハーサルは一時間位で締められ、
遊園地には抽選で選ばれた1000人が所狭しと入ってきた。
あ。私のうちわ…。
可愛くデコってあるものも…。
こんな私を受け入れて、
そして応援してくれて感謝しかないよ。