第2章 3月31日

遊園地では、それぞれアトラクションを乗る。

最初はディスク型の乗り物で

左右に大きく回りながら動くスリルある乗り物。


生放送なのでカメラも回る。

そして目の前にはそんな様子を番組観覧にきたファンの方達。




櫻井「さ、始まりました！生放送でお送りします！一夜限り！

ちゃん一周年記念！はしゃいじゃおうSP〜！！」


「いえーい！」


ん？台本でのタイトルと違う…。

私がキョロキョロしてると横からこそっと


相葉「お別れ会って題名じゃ嫌だったんだ。」


まーくんが変えて欲しいって言ってくれたの？


「ありがとう。精一杯楽しみます！」

櫻井「ちゃん！」

「はい！」

櫻井「今日で一周年ですが、

一年経ってどうですか？」

いろんな事が頭の中をぐるぐる馳け廻る。


「初めてのお仕事で右も左もわからなかったから、

すごく最初は戸惑いました！

でも、みんなや先輩方、ファンの方達に支えられて

ここまで来れました！ありがとう！」



まだ最初だから深々とではないけど

ぺこっと頭を下げた。


松本「これからアトラクション乗るんだよね？

二人ずつくじ引きー？」

櫻井「そうですね！最初のアトラクションは


こちら！はい！目の前のこのディスク型のアトラクション！」


大野「こえーよ！」

二宮「あーた、これで怖いって言ってたら

他のやばいでしょーが！」

「笑 私もちょっと怖いなー。」


相葉「大丈夫！俺が隣にいてあげる！」

櫻井「いや、くじ引きで当たらないと無理だから！笑」

相葉「あ、そっか！ほら、くじ引きしよー！」

松本「棒に番号が書いてあるって。

せーのでいくよ、せーの！」