第2章 3月31日
和田「よいっしょ!荷物はこれで全部?」
「はい!これで全部です!」
自分で持ってきた物とかはそこまでなかったんだけど
お仕事で一緒になった人から、
CDや写真集や色々ともらったものが多い。
家に着くとお母さんも手伝ってくれた。
家の中も荷物を運び込みやすいように
片付けておいてくれたみたい。
お母さん「あらまー!イケメンが3人も!!」
中川「俳優やってます、中川大志です!」
和田「運転手として駆り出されました!笑
和田正人です!」
菅田「菅田将暉です!」
将暉くんは何度か家に来たことあるから
お母さんとは顔見知りだ。
「荷物運んじゃうね!」
テキパキと二階の部屋に荷物を運んでくれる3人。
菅田「ふぃー!終わった!」
お母さん「お疲れ様!ありがとね!」
お母さんがお茶を持ってきてくれる。
中川「いただきます!」
和田「そろそろ行くか!ちゃんもこれから
リハだもんね!」
菅田「そうだそうだ!頑張れよ!」
「うん!和田さん、大志くん、将暉くん、
ほんとにお世話になりました!
今日もありがとうございました!」
3人にお礼を言って、私はシェアハウスに戻る。
何もなくなった部屋。
最初の時と同じだけど、
でも違う。たくさんの思い出が詰まったこの部屋。
ありがとうの気持ちを込めて最後のお掃除。
それから私は部屋を出た。