第1章 あの日からずっと…
〜サイド〜
私の活動も、あと一週間となった。
今日は歌番組の収録で、
嵐plus1のスペシャルを組んでもらっている。
収録のトークでは、私と嵐の5人との出会いから
色々とVTRでまとめられていた。
仲間由紀恵「ちゃんは、この間
嵐のコンサートを観客席で見たんですよね?」
「あ、はい!客席で見たのは初めてだったので
新鮮でした!それに、メンバーの顔がこんな風に
ファンの方達から見えるんだーって。
あと、みんながカッコよく見えました!」
相葉「えー!普段からかっこいいでしょー!」
松本「自分で言わないの!笑」
仲間由紀恵「ふふふっ!ほんとに仲がいいんですね!」
二宮「仲良しでーす!」
和くんが肩を組んできた。
「仲良しー!」
仲間由紀恵「卒業されてしまうと寂しいですね…。」
大野「はい…。寂しいです。」
大ちゃんが泣きそうになっている。
「学業優先で暫くは
お仕事はお休みをさせてもらいますが、
必ず戻ってきますので、待っててほしいです!」
仲間由紀恵「では、嵐plus1の皆さんで、
嵐plus1メドレーです!どうぞ!」
スタッフ「カーット!セット組みますー!」
カットがかかり、席を立って袖にて待機。