第4章 二宮和也の場合
映画が公開されると、
すぐに反響の大きさがうかがえた。
私の名前も急上昇ワードで
ネットの上の方に表示されたり、
一気に注目を集めた。
私の名前の後に彼氏と打って
検索すると、
そこに出て来たのは
櫻井翔の文字。
それに対して不貞腐れる人3人。
相葉さん、大野さん、二宮さん。
相葉「なんで翔くん!?
そこは俺でしょー!?
学校も一緒でラブラブだったし!!」
大野「いや!おいらだね。
おいらは結構テレビとかでも
見せつけてきたしさ。
なんでだよー!」
子供のような喧嘩をする2人の横で、
明らかに不機嫌なお顔の二宮さん。
なんか怖いっす。
櫻井「あはは!
そんな喧嘩するなよ!」
爽やかな人が話し始めると、
彼のマグカップのコーヒーを
和くんが一気に飲み干した。
櫻井「えー!せっかくのコーヒー…」
そして部屋に行ってしまった。
慌てて追いかける。