第4章 二宮和也の場合
安田「ちゃーん!いるー?」
安田くんの声で、ハッと我に帰る。
「あ、うん!今開けるね!」
若干和くんは気まずそう…!
ガチャ
安田「お邪魔さまー!あ、ニノもいたんか!」
二宮「はい。どうしたんですか?」
安田「これ!飲もうと思ってさ!」
スーパーの袋の中を見せながら
安田くん。
「お酒いっぱい!」
安田「たまには息抜きせんとね!」
そう言って3人で乾杯する。
安田「…かぁー!うまいっ!」
「おつまみまでありがとう!」
二宮「この豆うまい。」
安田「部屋開けたらニノおるもんで、
ビビったわー!やっぱ仲良しなんねんな!」
仲良し…まあ、仲良しだわね。笑
二宮「この人お化け怖いからね。笑」
「ちょっと!言わないでよ!!」
安田「え!ちゃんお化け怖いん!?笑」
和くんを睨んでから、
「ほらー。もー。ずっとこれでいじられてるの。」
安田「はははっ!ニノもやりよるなー!」
楽しい時間はあっという間。
気づくと和くんが寝てた。
私も早くお酒飲みたいなー。
安田「寝とるな、こいつ。笑」
「ね。寝ちゃった。」
安田くんは座り直すと、
安田「ちゃんは
ニノのことどう思っとるん?好きなん?」
この質問良くされるな。
そんなに顔に書いてあるかな!?
「好きだよ。仲間だし!」
安田「いやいや、恋愛感情あるかって
意味やったんだけど!」
恋愛感情ありますよ、そりゃあね。
ずーっと好きですよ。
「それは内緒!!笑」
この気持ちは誰にも秘密。
メンバーも、私がまだ和くんのこと
好きだって伝えてない。伝えない。