第4章 二宮和也の場合
島根県は行ったことないなー。
大野「元気そうで良かった。
みんな待った甲斐があったね。」
松本「学校行ったら、いなくて
かなりあせったんだぞ!報告しろよ!!」
松潤も怒鳴った。
「ごめんなさい。
みんなに甘えたくなくて、
甘えちゃいそうで怖くて、携帯も変えたの。
環境も変えたの。」
相葉「でも、大学受かったじゃん!
俺たちに最初に報告してほしかったな。
だってさ、知ったのはテレビの報道でたよ!?
寂しすぎるよ…!」
「うん…。ごめんね。
ありがとう!」
大野「おめでとう!」
二宮「おめでと。」
櫻井「おめでと!!」
松本「おめでとう。」
「ありがとう!
みんなにおめでとうって言ってもらえないと
合格した気になれなくって!
こんな私を待っててくれてありがとう!
これから少しずつだけど
お仕事もまたスタートさせるので
よろしくお願いします!」
深々と頭をさげる。
なんだよ。俺って未練タラタラだ。
顔見ただけで、あの時の感情が一瞬にして
戻ってくる。