第4章 二宮和也の場合
ピンポーン
チャイムが鳴り、
玄関に向かった翔さんが招き入れた。
玄関からこちらに向かってくる
二人の話し声。
カチャ
櫻井「ちゃんが帰って来た!」
リビングにいた全員が振り向いた。
ふざけんなよ!!
相葉「ちゃん、おかえりっ!」
「…ただいま!」
櫻井「え!!相葉くんが一番ビックリしそうなのに
なんでそんな冷静なの?」
どうやら相葉さんに電話してから来たらしい。
二宮「お前、どこ行ってたんだよっ!
ふざけんなよ!!」
突然、怒鳴ってしまった。
一瞬で空気がピリッとした。
「…島根県の寮のある学校に転校しました。
そこで、大学受かるまで生活してました。」
一瞬ビクッとしただったけど、
そのあとは淡々と話し始めた。