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俺の変態世話係【R18】

第2章 イケナイ雰囲気


仕事に行きたくない。

行きたくないというか、行きづらい。

昨日、俺は成瀬さんに…

思い出したくもない。

だけど、行かなければならない。

俺…もう辞めたいんだけど。

「お早うございます…」

「あれ?快斗くん、元気ないね?どした?」

どうもこうも、あんたがつけた世話係のせいだよ。

「疲れてるだけですよ!大丈夫です。」

「そっかぁ、ま、無理すんなよ。」

「はい。っ!?」

目の前に成瀬さんが立っていた。

「お、お早うございます…」

顔が上がらない。真っ直ぐ顔みたら  

ドキドキしそうだ。

「声小せえよ。」

「すみませんね。」

早くここから逃げたくて、

すぐにロッカーに向かった。

慌てているせいか、上手く燕尾服が着れない。

俺、昨日からおかしいな。

ま、適当に着るしかない。

とにかく俺は成瀬さんになるべく関わるのを避けたい。

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