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俺の変態世話係【R18】

第2章 イケナイ雰囲気


ため息をつきながら仕事をする。

俺は相当疲れてる。

「お前、ネクタイ曲がってんぞ。」

さっき適当に着たせいか、着方がぐだぐだだ。

「上手く着れなくて…」

「こっちこいよ、直してやる。」

「いや、自分で出来ますから。」

適当な嘘をついてでも、

極力近くに寄りたくない。

「出来ねーから、そうなってんだろ?」

返す言葉がなくなり、

仕方なく受け入れた。

成瀬さんの手は大きくて、温かい。

結び方も凄く上手い。

近くにいるせいか、息が近い。

はやくやってくれないと、俺どうにかなりそう。

「ほらよ。」

「ありがとうございます。上手いですね結び方。」

「たりめーだ。」

やっぱり一言多い。

でも、俺が自分でやったときより上手く結べてる。

仕事の面でも尊敬はしてる。

なんでも出来ちゃうし、俺は未だにこの仕事に慣れないし。

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