• テキストサイズ

俺の変態世話係【R18】

第4章 勘違いと嫉妬


決して認めたくなかった言葉。

薄々俺自身も気がついていたはずなのに

どうしても認めたくなかった。

俺の初恋が男だなんて

男同士っておかしくねぇか…?

俺…もうどうにかしちゃったみたいだ。

「お早うございます。昨日はすみませんでした。」

「快斗くんこそダイジョーブかい?」

「はい、昨日ちゃんと病院にも行きましたし…」

「よかった。あんま思いつめんなよ!」

「はい。あざっす!」

大分店長とは打ち解けてきた感じが出てきた。

言葉も固くならずに

みんなと同じように敬語過ぎない程度になってきた。

「おはよー」

「お、お早うございます、成瀬さん。」

「あ、あぁ。お前、腕大丈夫か?」

「大丈夫です。昨日はありがとうございました。」

今日もいつも通り何事もなく話せてる。

俺も慣れたもんだ。
 
着替えているとふとネクタイに手がいった。

「そーいえば成瀬さんの結び方って…」

「俺が何?」

「え、うわぉっ!!脅かすなよっ。」

「あ?なんか言ったか?」



/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp