第14章 小さくなった魔王様

「魔王様小さくなってるよ！」

「どうするの！？」

「後が恐ろしいわよ」

「私たちが女神ってバラされちゃうのかな？」

ツキノ寮の様子を伺っていた女神候補生たちも慌ただしくしていた。

「祭莉ちゃん、どうしたら戻るの？」

「もう一度魔王様に当てれば戻るけど…」

「なら、早く魔王様に！」

「戻るには直接当てないと…」

「クリスちゃんは？」

「私は…時間が来れば戻るわよ！」

「それってどれ位の時間？」

「個人差があるけど、早くて半日かな？」

「とにかく！急いで地球に行きましょう」

雪の言葉で女神候補生たちは地球へと移動した。




「到着～！」

「じゃあ、くれぐれも慎重にね…」

ツキノ寮の中へ女神候補生たちが入っていった。