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【ツキウタ。】魔王様と○○
第22章 魔王様とチョコレート
「まだ甘い匂いがするね」
お風呂から上がりソファーに座ると隣に座っていた隼が私の髪を触りながら言った。
「そう…かな?」
「チョコレートと間違えるくらい甘い匂い」
食べちゃいたいくらい…
ボソッと耳元で囁かれゾクッとしてしまう。
「隼…くん」
振り向けば自然と重なった唇。
「んっ……んぁ」
唇が、舌が私を溶かしていく。
チョコレートよりも甘い時間を隼くんと…
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