第2章 序章
〜回想〜
アカデミー時代
「っやめろ、放せ、よっ!!!このひったくりめ!」
(大事な写真まで奪われてたまるか!)
ひ「お前こそ放せよ!」
(誰か…っ!!!助けて)
?「何をしている!その鞄を離しなさいよ!!!」
「救世主…メシア…美少女」
?「だから離せって!」ドゴォ
「ありがとうございます!あの…お名前…」
(私の人見知り!ばかぁ!こんな美少女二度と出会えないぞ!!!)
郡「その様子だと怪我は無いみたいですね。私は宇井郡、と言います」
「おごらせてください!パンケーキでも!!!」
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「私、アカデミー通ってるんです」
郡「え…私も」
「2つ上ですかー…」
「それにしても」
「すっごい美少女ですね!」
郡「」
「あ、あの…」
郡「もしかしたらおっきな勘違いをされているのでは?私は男ですけど」
「男の娘ってやつですね!なるほど!」
郡「」
「郡先輩って呼んでも、いいですか?私のメシア!」
郡「はぁ…」