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貴方との異常性癖について【R18】

第7章 太宰治✕ポレアフィリア




「ん……」

頭を強く殴られたのか、脳内に鈍く響く痛みと共に重たい瞼を開く。
徐々に脳が活性化され
反射的に身体を起こそうとする。


しかし




ガチャン!!


「っっ!?!」


静かな空間に金属の音がよく響く。
それと同時に、自分が現在拘束されている事を理解した。



腕は後ろ手に手錠のような物で縛られ
足は両足を開いた状態で床に固定されている
身動きなんて一切取れない。

こんな、格好…
自分の羞恥心が芽生えだす。




ミスった………

まさか後ろを取られるなんて。
自分の情けなさが嫌になる。



……太宰さん達は大丈夫だろうか?
どうやって逃げて今の情報を伝えるか。
ガチャガチャと拘束具に抵抗しながらそればかりを考える。



「ん、、ああ、ヒヒッ…やっと目覚めたか??」

「!!!」


抵抗している私に気づいたのか、拘束している部屋に入ってきて話しかけて来たのは知らない男達。



…恐らく、私が狩り切れなかった敵だろう
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