第6章 轟焦凍✕アコースティッコフィリア【音響愛好】
「な、にを…ふぁぁあ!?」
何をするのか、と聞く前に露わになった秘部は轟くんの指になぞられ、少しずつ挿入された。
今まで感じたことの無い感覚に身体が大きく弓なりに反り、ビクビクと痙攣する。
生理的な涙がポロポロと溢れた。
ヌチュ、ヌププ……グチュ、
「ぁ、、…ぁあっ」
ゆっくり、ゆっくりと入ってくる。
初めは1本だけだった筈なのに、段々と指の数が増えていく。
額は次第に汗ばんで息が荒くなっていった。
「…すず‥動かすぞ」
「だめっ、‥今、は‥っぁあっ!!」
下の名前を呼ばれ、額に一瞬だけキスを落とされたと思うと、入っていた指をバラバラと動かした。
「ぁあっふ、ぅ、ぁああ!」
激しい快楽に喘ぐことしかできなくなってきた。
嫌な筈なのに、辛い筈なのに、何でこんなにも私は気持ちよくなっているのだろう。
自分はこんな人間なんだったのか思うと羞恥心でおかしくなりそうだ。
否、こんな事をされているのに、徐々に抵抗力が失っている時点で、すでにおかしくなっているのだろう。