第4章 折原臨也✕ダクライフィリア【泣哭性愛】
「これ、飲んでみてよ」
「!?」
急に何を言い出すかと思えば───。。
「い、嫌ですよ!何ですか!?その薬‥」
見た目的にも雰囲気的にも嫌な予感がする。
絶対に飲みたくなんか無い。
「さぁ、何だろうね?まぁ、考えるより感じろって言うし取りあえずは飲んでみなよ」
不敵な笑みを浮かべながら口元へその薬を差し出す臨也さん
それに対し、私は首をぶんぶんと振りながら必死になって抵抗する。
「‥‥‥やっぱり駄目かー、、なら」
浅いため息を付いて薬を口元から離す。
諦めてくれた‥‥?
私もホッとした
のも束の間
「んン‥‥‥!?!」
唇に触れる柔い感触。口内に何かが入ってくる感覚。
臨也さんは薬を自ら自分の口に含み、それを口移しで私に飲ませようとしたのだ。
突然の出来事に頭が真っ白になるようだった。
「ふぁ、ぁあ……」
思わず口を開き、侵入を許してしまう。
チュ、、ちゅく……
舌が歯列を沿い、口内を犯していく。
息が絶え絶えになり、目元に涙が溜まっていく。
‥‥‥‥‥コクン
唾液に流され、私はとうとうあの薬を飲んでしまった。