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貴方との異常性癖について【R18】

第4章 折原臨也✕ダクライフィリア【泣哭性愛】



だがしかし、その人はいとも簡単にその拳をすり抜け、

逆に拳を振り上げてきた男に鋭い蹴りを入れた。


「ぐ………っ、」

蹴られた男は地面に倒れ、苦しさと痛みで蹴られた部分を手で抑える。


「俺と遊ぶには、やっぱシズちゃんくらいの化物じゃないとねーー♪」

まるで遊んでいるかの様な笑みを浮かべ、徐々にもう1人の男へと近寄る。 

「さて、‥残るはキミだけど………どうする?」

まるで答えが分かっているかのような問いかけ。
その口元は笑っているのに、目の奥はとても冷たい色をしているかのように見える。

私にその笑顔が向けられている訳でもないのに、嫌な汗がさーーっと背中を伝うかのような感覚に襲われる。



「………っ!お、おい!行くぞっ!!」

男もその悪寒を感じたのか、急いでその場を転げるように走って行く。

「っ待てよ!!」

もう一人も置いて行かれまいと必死になって走って行った。



周りには私とダウンを着た男性の二人だけとなり、周りは先程までが嘘のように静寂に包まれた。
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