第4章 折原臨也✕ダクライフィリア【泣哭性愛】
「あはは、そんなに怯えてかわいー」
私の震えを嘲笑うかのように、男達は笑いながら言う。
突きつけられている刃物が首筋に触れ、切れはしていないが冷たい感覚が身体の奥まで染み込んだ。
怖くて、掴まれて抑えられた肩や手首が痛くて、涙がとめど無く溢れる
ビリッ‥
「〜〜〜ッッ!!!」
「おぉーw思ってた通りイイ身体してんじゃん」
一人の男が力任せに着ていた服を刃物で破く
無理やり脱がされ、上は下着が丸見えな状態になった
舐め回すように肌を見られて気持ち悪い
これから自分が何をされるのか、頭では分かっているつもりなのに恐怖心からか、思考がぐるぐるした
大粒の涙を流し、呼吸もできなくなる。
誰か、助けーーーーー
声も出せない状況で、精一杯心の中で助けを呼ぶ。
男が下のスカートにも手をかけようとした時だった。
「ーーーー何してんの?」
男二人とは違う、別の男性の声が聞こえた。