第2章 及川 徹✕サディズム【加虐性愛】
「入れるよ」
意識が朦朧としそうな私を他所に徹は自分のモノを取り出す。
「!?‥‥待っ‥!」
言葉を言い終わる前に、ナカに入ってくる感覚。
「っ、‥‥あ‥!さっき‥っイッた‥‥ばかりっ‥だから…!!」
容赦のないピストン
二人の交わる音が部屋に響く。
それが恥ずかしくて、いやらしくて、声を押し殺す。
「‥‥っ‥‥ん‥ッ」
「‥‥‥‥‥」
パシンッ‥!!!
先程までとは違う、乾いた音が聞こえたと同時に、左頬に痛みを感じた。
「‥‥‥哭けって言っただろ‥」
徹の、低くて、悲しいような声がする。
「ご、ごめんなさ‥‥」
謝ろうとしたがもう遅い。
徹のモノが、私の奥深くを突き上げた。