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貴方との異常性癖について【R18】

第2章 及川 徹✕サディズム【加虐性愛】



「あぁ‥‥ッ!‥」

声を上げるのも辛かった。 
けど
私の心の言葉は彼に聞こえない。

早くいつもの徹に戻ってくれる事を願うだけなんて、なんて情けないんだろうか。

そう心で思った時、
首筋に冷たいモノが触れた。

強い圧迫感。

「‥‥‥ッ!!」

首が絞られる。
大切な彼の手で。

声が出せない。

苦しい。

悲しい。


なのに‥‥‥ 
なんで徹の方がそんなに悲しくて、苦しそうな顔をしているの?

彼の手は、私を離すまいと必死に握り締めるようだった。

「もっと、もっと俺を求めてよ‥‥‥ッ」

苦しそうに呟く彼の台詞。
私は朦朧とする中、虚ろと聞いた。



「ごめんね‥‥‥」

小さく呟いた彼の声が聞こえる






‥大丈夫だよ、徹。

 

私は


微笑みながら、








退けようとしていた彼の手首から、自分の両手を離した。
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