第2章 及川 徹✕サディズム【加虐性愛】
脱がされた制服はソファの下にそっと落とされ、下着のみになった私は自分の体を隠す。
徹「そんなに必死になって隠さなくても、すずは綺麗だよ?」
彼はからかってるのか、本心なのか、ニヤリとしながら嬉しいこと言ってくれる。
でも、
すず「私だけこんな格好、ずるい‥」
涙目になりながら抗議する。
私だけ下着とか、耐えれる状況じゃなかったから
徹「‥‥いいよ、」
私の言葉をまるで分かっていたかのように口元に狐をかく。
そして、勢い良く上半身の制服を脱いだ。
整った筋肉、しなっとした綺麗なくびれ。
部活でずっと動き回っていると思えないくらいの傷ひとつない綺麗な身体に、思わず見とれる。
女の私よりも断然魅力的だと思う。
徹「‥何?そんなに見つめて。」
私が身体に見入ってしまっていることに気付いた彼は、あの悪魔的な悪戯笑顔でこちらを見る。
すず「見、見つめてなんか‥‥!!」
ない、とは言えなかった。