第2章 及川 徹✕サディズム【加虐性愛】
部屋に着いて、まずは二人きりの沈黙。
私は部屋のソファに、徹もその隣に座った。
家は静かで、誰も居ない感じだ。
それから私達は、、
見つめ合ってからそっと唇に触れる。
とても、優しく。
私は、彼と目を合わせるだけで恥ずかしくて、思わず目を閉じる。
やっぱり、これだけで恥ずかしくて死にそうな私はダメだなぁ‥‥‥
彼は良くても、私はもっと及川 徹に釣り合うくらいの人間になりたい。
そう考えていた時
すず「ひゃ‥‥‥!?」
透さんの手が、制服のスカートの中へ侵入してきた。
突然の事に驚く。
心に決めてたのに、やはり羞恥心が勝つのだろうか‥‥‥。
それでも、彼は私と唇を重ねながら淡々とホックを外していく。
段々と顕になっていく私のカラダ。
なのに、この状況を嫌だと完全否定しない自分がいる。
徹も、そんな私を分かっているようだった。