• テキストサイズ

蛇は王子に盲目ちゅぅ

第2章 初恋は甘い甘い蛇の毒♪



-理科準備室-


がらららら


「失礼しまーす」

理科準備室に入ると、中には4~5人程の男子が居て
全員が一気に俺の方を向いた


正直言って不気味
真ん中に居た背の高い男が俺に近づいてくる


「待ってたよ~♪君が越前リョーマくん?」
「そうっすけど...てか、誰ですか」


こんな先輩、見たこともないし喋った記憶も無い
もちろん、他の人たちも全員


「俺?俺は藤堂 迅」
「へぇ。で、何のようですか?用無いんなら帰りますけど」


さっさと帰りたい、本気で面倒くさい

「困るなぁ~、今から君を皆で食べるんだから♪」


「はっ!?」

意味がわからないと言う前に俺の両腕を
2人の先輩が掴んだ


「何すんだよ...」

少し声を低くして先輩を睨む

「大人しくしてれば痛くしないから、まずお薬のも~ね?」

先輩は俺の口をこじ開けて液体を流し込んでくる
反射的に液体を飲み込んでしまった


「ゲホッ、何飲ませたんだよ...」

咳き込みながら聞くと、先輩は満面の笑みで答えた



「媚薬♪」





/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp