• テキストサイズ

【薄桜鬼 学パロ】サクラチップス

第2章 サクラ散る頃


入学式の時に、私が校庭で転んでしまった所を、夢主(妹)ちゃんが助けてくれて、それからなんだか仲良くなった。

夢主(妹)ちゃんは、ふわふわした雰囲気のとてもかわいい子で、入学早々仲良くなれてとってもうれしい。

「お昼休みにその話たっぷり聞くよ?」

一限目がはじまるチャイムがなって、夢主(妹)ちゃんはニヤニヤしたまま席についた。


三限目の授業は体育。着替えてグラウンドに出る。

あ!2年生もグラウンドで体育なんだぁ。

あっ薫見つけた。
平助君は相変わらず元気だなぁ。
わぁ…斎藤先輩は走る姿もなんてきれいなんだろう…

ドキドキ

斎藤先輩…

あれ??なんかグルグル…なんだかちょっと気持ち悪い?あれれ?目の前が真っ白―――


「千鶴!千鶴!」

夢主(妹)ちゃんの叫び声が遠くに聞こえた。







――――ん?ここは…

「まったく…そんなに毎回仮病を使っていると、本当に具合が悪くても誰も助けてはくれなくなりますよ?」

「そうかもね~。でも山南先生なら気がついてくれるでしょ?」

「困った子ですね」

カーテン越しに、山南先生と、誰か女子生徒が話をしてるのが聞こえる。
/ 255ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp