第1章 あたしと忠義
放課後―
帰りは、モモといつも一緒に帰る
ま、自然と忠義も一緒の電車に乗るから
3人か、忠義の友達も一緒やったりするけど
今日もいつもと同じように下足室で靴を履きかえてたら
同じクラスの錦戸くんに声をかけられた
錦戸「あのさ・・・倉谷さん。ちょっといいかな?」
『んー?』
錦戸「連絡先聞いてもええかな?」
『え?』
錦戸「今度、一緒に遊べたらなぁーとか思って」
『あー・・・うん。いいよ。』
近くに忠義もいてたし、断わりたかったけど
断わる理由が見つからんかったから
錦戸くんと連絡先を交換した
錦戸「ありがとう。また連絡するな。ほな。」
そう言って、帰って行った
モモ「ちょっ!!あん!!錦戸くんやん!!」
『あー。一緒のクラスやんなぁ?』
モモ「そうそう!!錦戸くんも人気あるんやでー!!」
『そうなん?』
モモ「また、狭なるなぁ・・・^^;」
『めんどくさー・・・』
そう話しながら歩いてたら
忠義「あん。亮ちゃんに声かけられてたんちゃん?」
『え?錦戸くんのこと?』
忠義「そうそう。バイト先一緒やねん。」
『そうなん!?』
忠義「あんのこと好きかもなぁー。亮ちゃん」
『そ、そんなことないって』
忠義「わからんよー。モノ好きいてるかもやん」
『そうやね!!忠義の昔の写真、ばら撒きたいわ。』
忠義「あかんって!辞めてや」
『さぁーーー?』
忠義「俺も、ばら撒くわ」
『やられたら、あたしもするし。』
そんなことを言いながら帰った
駅で、モモと別れて
忠義と帰った
忠義「亮ちゃん。めっちゃエエやつやで」
『そうなんや・・・』
忠義「ええと思うでー」
『うん・・・』
忠義のアホ!!!
心の中でそう思った
.