• テキストサイズ

幼馴染み

第3章 存在





5時間目の休み時間―


錦戸「どうしたん?」


『なんかなぁー・・・』


錦戸「幸せボケ?笑。俺んときそんな顔してへんかったで?笑」


『それは・・・』


錦戸「まぁー男って頼ってくれたら嬉しいもんやで?甘えてくれたり。それを受け止めれん男っていてへんと思うし、自分の都合で突き放すんとか最低やしな」


『そうなんや・・・』


錦戸「だから、頼ってや?俺を。笑」


『ありがとう。』


錦戸「ちょっとは、後悔してくれた?」


『え?』


錦戸「俺を振ったこと」


『めっちゃしてるよ。』


錦戸「俺は、あんちゃんの味方やで。頑張れよ。胸はいつでも貸すし。笑」


『借りに行くかも。笑』




亮くんと別れてからが、一番話しやすいかも



頼りになるのは、変わらんし





前よりも好きかも(笑)

こんなこと言うたら、忠義に怒られるやろな(笑)




放課後―



授業終わって、あたしから忠義のクラスに行ってみた




ドアからこっそり見てたら


ドンッ!!!!


バッグで叩かれた・・・



『いった!!』


「彼女面すんなよ!!」


知らん女にそう言われた



忠義のクラスは、SHR中やから他のクラスっぽい


ムカついて、その女を睨んでたら


「俺、見たで?何やってくれてん?」


忠義が、言い放った


女は、逃げて行った



忠義「大丈夫?あ、ちょっと待っててー」


先生が、呼んでたから席に戻って行った


SHRが終わって、忠義があたしのとこに来た



忠義「今日、めっちゃ遅かったわー」


『さっきのん、知ってる?』


忠義「知らん」


『へ?』


忠義「知らんけど、顔はよく見る」


『そうなんや・・・』


忠義「どうしたん?今日は」


『亮くんに言われてさ』


忠義「えー。亮ちゃんと仲良くしてんのー?」


『そうじゃないけど・・・』


忠義「あかんでー喋り過ぎたら」


『してへんよー』


忠義「また、亮ちゃんに連絡しとこー」


『心配性やなぁー』


忠義「昔からあんは、男とばっか仲良くなるやん」


『忠義だって、女の子にチヤホヤされてんやん』


忠義「しゃーないわ。みんな俺とチューしたいって思ってるんやもん」


『そやね!』


呆れた・・・笑
/ 23ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp