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幼馴染み

第3章 存在





教室に戻って、モモに話をした



モモは、「良かったやん」そう言ってくれた



放課後―



あたしは、忠義に気持ちを伝える



そう決めた




あたしは、掃除当番の忠義を下足室で待ってた




「ちょっと!!」


声をかけて来たんは、忠義と同じクラスの女の子



A美「なんで錦戸くんと一緒ちゃうん?」


『え?』


A美「もしかして別れたとか?」


『別になんでもいいやん』


A美「錦戸くんにフラれたから、大倉くんに?うわぁー最低」


『別にそんなんちゃうし』


A美「やっぱ噂通り、ヤリ〇ンなんやー倉谷さんて」


『そう思うんやったらどうぞ』


A美「大倉くんに言おうー」


A美に嫌味を言われてたら、忠義が来た



A美「あ、大倉くん。倉谷さんてなー」


忠義「それがどうしたん?聞いてた」


A美「だから・・・」


忠義「あんの何知ってん?」


A美「・・・」



黙り込んで走って行った



忠義「どうしたん?」


『えっと・・・』


忠義「帰ろうー」





目の前にしたら何て言うていいんかわからんなった




特に何も言えずに、自転車置き場まで来てしまった



忠義「乗るー?」


『う、うん・・・』


忠義「いつもとちゃうで?」


『えっとな・・・忠義・・・』



不意に忠義にキスされた



『ちょっ・・・』


忠義「好き」






あたしは、顔を伏せることしか出来んかった



気持ちを伝えるって、こんな勇気いるねんなぁ・・・





忠義の自転車の後ろに乗って、家の前まで来た





『忠義・・・あのなぁ・・・』


忠義「あ、イオンのとこのスタバ行かん?新しいのん出てるし」


『うん。じゃー着替えて・・・』


忠義「めんどくさいし、そのまま行こう」


また忠義の自転車の後ろに乗って、近くのイオンに向かった




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