• テキストサイズ

幼馴染み

第3章 存在






翌朝―



亮くんと一緒に行ってた時間じゃなくて

1本遅い時間に出た




玄関を開けたら


ちょうど忠義も行こうとしてたみたいで

自転車にまたがってた



『おはよう』


忠義「おはよう。どうしたん?寝坊?」


『ううん。ちょっと』


忠義「乗る?」


『うん』



自転車の後ろに乗った







少ししてからあたしは、忠義に言うた




『あたし、亮くんと別れた』


忠義「え?」


『・・・』




あたしは、何も言わんかった





駅に着いて、自転車を置き

電車に乗る



いつもより多い電車の中





忠義の隣にいてるけど、お互い何も言わず


学校に着いた





4階まで階段を上り、「バイバイ」


そう言って別れた





教室に入って


亮くんに「おはよう」ってだけ、挨拶した




モモの元に行った



モモ「おはよう」


『おはよう。ありがとう。あたしに必要な存在がわかってって言うか・・・』


モモ「やっと?」


『やっと。笑。お昼休みに、亮くんに言うてくる』


モモ「おう!!頑張れよ!!あん」




亮くんに、あたしは気持ちを伝える





昼休み―


モモをお弁当を食べて、亮くんに声をかけた



非常階段に行って




亮「あんちゃん。顔に書いてんで?笑」


『え?』


亮「めっちゃ好きやったで。あんちゃんのこと」


『あたしも亮くんのこと好きやったよ。』


亮「ま、でも。俺の気持ち、大倉には勝てんわ。気付いてたから必死やったしな。」


『亮くん・・・』


亮「ええよ。わかってるから。ま、大倉と別れるのを見てよかな。笑」


『ほんま・・・』


亮「謝らんでええから。ありがとう」


『ありがとう』


亮「ほなな。」





そう言って、あたしと亮くんは、終わった





/ 23ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp