• テキストサイズ

幼馴染み

第2章 一歩






亮くんと非常階段に出た



錦戸「あん。大倉のことどう思ってる?」


『忠義は・・・ただの幼馴染やし・・・』


錦戸「じゃー俺は?」


『亮くんは、彼氏で・・・』




そこまで言うと、キスされた



ちょっと強引なキス・・・




『どうしたん?亮くん・・・』


錦戸「好きやから。もっと一緒におりたい。今日、バイト休みやんな?俺んちこやん?」


『え?・・・あの・・・』





キーンコーン・・・



チャイムが鳴り、あたしは「チャイム鳴った!!急ごう!!」



そう言って、教室に戻った





亮くんの家に行く


ってことは・・・




どうしよう・・・




授業のことなんか、全然頭に入らんかった



そのまま放課後になった



錦戸「掃除当番?じゃー待ってるわ」


『う、うん』




教室の掃除をモモとした



相談しながら・・・



モモ「ついに!!ついに!!」


『でもな・・・』


モモ「忠義くんやろ?」


『うん・・・』


モモ「亮くんにも待って貰ったら?忠義くんに取られるって思って焦ってんやと思うで?」


『そうなんかな・・・』


モモ「あんが、後悔せんかったらモモは、それでいいよ。」


『ありがとう・・・』


モモ「さぁー終わったし、先に錦戸くんとこ行っといでー」


『うん。ありがとう。』





あたしが後悔せん選択・・・





下足室を出て、亮くんを見つけて行こうとしたら


忠義に声をかけられた



忠義「あん。亮ちゃんち行くん?」


『うん・・・』


忠義「そうなんや・・・」


『忠義・・・あんなぁ・・・』


そこまで言うて、亮くんに声をかけられた



錦戸「あ、終わった?じゃーな。大倉」


『あ、うん』




ちょっと歩き出して





錦戸「俺、知ってんねん。大倉があんのこと好きって」


『え?』


錦戸「直接聞いた。今日の朝。」


『そうなんや・・・でも、あたし』


錦戸「正直、焦ってる。彼氏やのにな・・・」


『亮くん・・・あのな・・・』


錦戸「今日は、帰ろう。また今度うち来てや」


『うん。ごめん・・・』





電車に乗り、家に帰った





/ 23ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp