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幼馴染み

第2章 一歩






ホテルを出て、近くの水族館に行った


ここでも、子供同士・・・とか言うて


忠義と歩くことになった



忠義「うわー。見て見てー。イルカやん。」


『うん・・・』


忠義「あ、こっちペンギンいてんでー」


『うん・・・』


忠義「ペンギンの夫婦見たら、カップルなれんねんてー」


『うん・・・』


忠義「あ、めっちゃ目の前居てた」


『あ・・・』



忠義が言うように、ほんまの目の前に居てた




夫婦かぁー・・・




昨日とあんま変わらん忠義



意識しすぎなあたし




はぁ・・・







お昼は、家族と合流し近くのお店で食事


昼過ぎは、観光スポットで観光して


夕方帰宅した






忠義とは、必要最低限の会話しかしやんかった





その日は、早く寝ようと思い21時頃にベッドに寝転んだ



でも、寝れんかった



忠義に抱きしめられたこと


キスされたこと・・・




もう・・・イヤや






そんなこと考えてたら、部屋がノックされた



コンコン・・・


「もう寝てる?」



その声は、忠義やった



『まだ起きてるけど・・・』


忠義「入ってもいい?」


『うん・・・』


忠義「アイス食う?」


『じゃー頂きます。』





アイスを無言で食べた



忠義「亮ちゃんと別れて欲しい」


『え?急にどうしたん?』


忠義「亮ちゃんと別れて、俺と付き合って欲しい」


『へ?』


忠義「あんのこと好きって改めて思ったから」


『そんなん・・・』


忠義「好きやから、キスもしたいって思うし抱きしめたいって思うし・・・泣いてる顔見たくないって思った」


『あほ・・・忠義の・・・アホ』



どうしたらええんかわからず、泣いた





忠義「ごめんなぁー。でも、一緒におりたいって気持ち変わらんから。」



『ごめん。待って欲しい…。』


忠義「わかった。答え出たら教えて欲しい。じゃあ、おやすみ」




そう言って、部屋を出て行った




ずっと待ってた言葉


でも、あたしは、亮くんの彼女


悩む…






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