• テキストサイズ

NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第11章 雲雀恭弥を訪ねて







『ただいまぁ〜…』



ウィンと開いた扉から姿を現した彼女は疲れきった伸びた声を上げた



「叶風さん!無事でよかった…!」

「おかえりです!」

「もう飯の用意出来ちまったぞ」



ガタッとテーブルから立ち上がる沢田くんや盛り付けたお皿を置いて駆け寄ってくるハルちゃん。愛嬌のある笑みを浮かべた山本くん


獄寺くんとスクアーロは黙ってこちらを見ているだけだった



『あれ?京子ちゃんは?』


「お兄さんが帰ってきたみたいで、一度家に帰ったよ」


質問に答えたのは沢田くんだった。やはりそういう仲だと思ってもいいのだろうな?



『京子ちゃんにお兄さんいたんだ』

「笹川了平。ボンゴレ晴れの守護者だァ」

「最近までイタリアの本部にいたんだよな」



何故か説明したのはスクアーロ。その後に続けて山本くんが付け加えた


『そうなんだ。夜にはまた来るのかな?』


「お兄さんとこっちに合流するみたいですっ」



じゃあ、晩御飯も二人が来てからってことかな


正直お腹空いたな…


だって雲雀くんハードだし




「叶風。お前の方はどうだったぁ"?」



丁度核心を突かれてギクリとたじろいだ。何方かと言えばあまり言いたくない結果であったし、言ったら絶対ロン毛キレる



『あ、明日…!匣兵器を教えてくれるって。だからまた明日も行かないと…!』


「…テメェ、まさか雲雀の野郎に負けたなぁ"?」

『うっ……あれは負けっていうか、そもそも勝負だったのかよくわかんなかった訳で…』

「ハッキリ言え。」


『押されました』



スクアーロの殺気が強くなったから正直に答えた。負けを認めたわけではない。ただ雲雀くんの強さに圧倒されたのは本当だから
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp