NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】
第11章 雲雀恭弥を訪ねて
荷物を持って今日三人で泊まる部屋に案内してもらった
『おー、結構広いんだねー』
「そうなの。実はここご覧の通り完成してなくて…ジャンニーニさんがどんどん付け足していってるの」
『へー、…そりゃ、完成しないわな』
私が苦笑いしているとパタパタと駆けてくる足音が一つ、
「はひっ!?ベリービューティフルな女性がいますっ!あ、もしかして京子ちゃんの言ってた叶風ちゃんですかー?」
少し息を切らしながら、忙しなく話すこの子はどうやら京子ちゃんの言っていたもう1人の女の子らしい
『そうだよ。神田叶風でーす。よろしくう』
「吉田ハルと申します!よろしくです叶風ちゃん!」
ハルちゃんはそう言うと何故か悩ましげな顔をした
「どうしたの?」
「むー……叶風ちゃんは“ちゃん”よりも“さん”の方が似合うと思うんです…」
『ぶはっ、』
なんだ、そんなことで悩んでたのか
『あははっ、呼び方なんて何でもいいよ!ああ、でもちゃんって歳でもないかな』
「失礼ですけど、おいくつなんですか?」
『25』
「「えぇ!!」」
2人してそんなに驚いちゃって…あはは
やっぱり童顔なんですね!!!
「私達と同じくらいかと思った…」
「わ、私もです…」
『よく言われるわ…。2人はいくつなの?』
「「20歳です」」
『えーっ、まだ成人したばっかなんだ!!』
「そうなんです。」
「一応現役大学生です!」
こうして女子会は幕を開けた