• テキストサイズ

NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第11章 雲雀恭弥を訪ねて


スクアーロside






俺の向かいに座る叶風はさっきとは違い、真剣な雰囲気だ




ミニテーブルを挟んで、お互い椅子に腰掛けている






「どっから話すかなぁ"」



『最初から』




俺が悩んでいると面倒なリクエストをしてくる叶風




「それは長くなるからダメだぁ……、簡潔に話してやるから我慢しろ」



俺の返答にムスッとしたので後者を付け足した





何かとこいつは好奇心旺盛だ





「まず、ボスと9代目は実の親子じゃねぇ…」


『……う、ん』


ああ、そうかコイツはボスの義父が9代目だと知らなかったな




「それを知らずにボスはボンゴレ10代目になろうとしていたぁ」


『え、親子じゃなきゃなれないの?』


「ボンゴレを継ぐためには、ボンゴレリングとブラッド・オブ・ボンゴレ…つまりボンゴレの血がねぇと継げねぇんだ」




『じゃあ、ボスはボンゴレのボスになれないってことか』



「……アイツはそれを憤怒と化した。全てを怒りに任せ、クーデターを起こし、そして……8年間氷漬けにされた」



『えっ、クーデターって……つまり9代目を…』


「あ"ぁ……8年後、目覚めたXANXUSは10代目候補の沢田とリングを奪い合った」



俺のその一言で理解したのだろう…





その戦いの様子も、結果も……




『だからボスは…』



きっと日本へ経つと言った時の態度を気にしているのだろう





俺にしてみればその後のとこの方が気になるがな







…叶風が『また戻って来ていいか』と聞いた時、アイツの顔は珍しく…















嬉しそうだった
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp