NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】
第11章 雲雀恭弥を訪ねて
京子ちゃんと沢田くんが二人で仲良く話している
ロン毛隊長も一緒に来たということは手合わせでもしたのだろう
にしても時間通りに来るなんて珍しい
いつも訓練に捕まったら「まだ足りねぇ」って逃がしてはくれないのに…
そこで山本くんとちょうど目が合った
『あ』
そういうことか
山本くんの言うことなら聞きそうだ
再びロン毛に視線を戻す
「おい、聞いてんのかァ!?」
『ごめん、うるさすぎて耳のシャッター閉めてたわ』
これでキレるのをわかってやってんだけど、
なんか、ロン毛と話してるのは結構面白いもんだ
飽きないし←
ああ、でもベルとは結構気が合うかもしれない
この間初めてげーむとかいうやつを一緒にやったのだが意外とハマりそうだ
面白かった
「あっ、今シャッター閉めてんなぁ!?」
『わかってきたじゃん』
流石我らがたいちょー(棒)
「ふふっ」
私たちから少し離れた所、入口付近では京子ちゃんと沢田くんがこちらを見て笑っていた
とくに京子ちゃんが
『ど、どうかした??』
私がそう尋ねると
「あっ、ごめんね。悪い意味じゃないの。2人ともとっても仲良しみたいだからつい」
ああ、京子ちゃんの周りにお花畑が見える…
ていうか、ここへ来てどんだけうちら仲良しなんだよ←
『仲良しって言われすぎだよね』
「だなぁ。俺たちは仲良くねぇ!」
『そうだそうだー!(棒)』
棒読みで言ってやればまた突っかかってくるロン毛
それを見た京子ちゃんたちは苦笑いだった