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NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第11章 雲雀恭弥を訪ねて





雲雀くんがリングを造っている間、自由にしていていいと言われたのでアジト内を歩き回っている




…にしても作りかけだ



天井の配線やら何やらと丸見えだし、通路の端には工具や材料が寄せられてある




『なにしよっかなー』


自由にしてろと言われても暇だ




あっ、そうだ








『ロン毛探そ』




暇を潰すため、ひとまず我らが作戦たいちょーのロン毛を探すことにしました




『んー、とりあえずリビング行くか』


今朝、朝食を済ませた場所を目指して足取りを進める

















…確かここだよな



扉の前に立ち尽くし、睨めっこ



ここは全部同じような扉だから区別がつかない







トントントン




『ん?』



何かを切る音がする…それからガスの匂いも少し。




誰か料理してるのかな…?





とりあえず私は中へ入ってみることに




ウィン



扉が開き、中にいる人物を見つける




髪は長く、服装とシルエットからして女性だ




…いや、ほらうちには性別疑わなきゃいけない人がいるからさ



まず性別見極めることから始まるようになっちゃったんだよね




まぁ、そんなことはいいとして




『あの』


「なぁに?あら?」



振り返ったその子は、私よりも若くてとても可愛い子だった



「あ!もしかしてつっくんのお客さん?」


つっくん??


まぁ、お客に変わりないか



『うん、まぁそんなとこ』

「私笹川京子!あなたのお名前は?」


『神田 叶風よろしく京子ちゃん』

「こちらこそよろしくね!叶風ちゃん!」


ああ、なんか





私女の子とお話してる…!







友達なんていなかった私にしてみれば同性とお話するのはとても珍しいことで、しかもこんな可愛い子だなんて光栄な気がしてきた



⚠︎夢主はルッスは同性でもなく異性でもない、ルッス=ルッスという識別のようです



『あの!』

「なっ、なに?」


ガシッ、と京子ちゃんの肩をつかむ



『私と、お友達になって!』




いや、かな…?



ダメ、かな





…少し、怖い
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