NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】
第11章 雲雀恭弥を訪ねて
スクアーロside
山本たちの方を見て話の続きをしていた時、
『スクアーロ助けてッ!!!』
扉が開いて、誰かが俺の背中に引っ付く
この声は…
ってか…今、…///
「ゔお"ぉい!急にどうしたぁ!叶風」
背中に引っ付く叶風に目をやるとどこか落ち着かない様子で、『とにかく助けて!!』と訴えてきた
「ゔお"ぉい…一体何をそう焦ってんd…」
「見つけたよ」
『ひぃ…っ!!!』
叶風の悲鳴と共に、何者かによって叶風は俺から引き剥がされた
身が軽くなった俺はパッと後ろを振り返る
そこには、叶風を片手で抱きしめ、トンファーを装備した雲雀恭弥がいた
『ひっ、雲雀くん…?』
みるみると顔を青ざめさせていく叶風
「僕の何だけど。横取りしないでくれる?」
「あ"ぁ?誰がテメェのモンだって?そいつは俺達ヴァリアーのモンだぁ!!」
くわっ、と叫んでキッと睨む
それを挑戦と受け取ったのか雲雀は笑って、トンファーを構えた
「ちょっ、2人とも落ち着いてっ!!」
沢田が俺達の仲裁に入ろうと立ち上がる
「うるさい、咬み殺よ」
「引っ込んでろ沢田ぁ!」
もう止められないところまで怒りが来た2人
『誰がお前らの所有物じゃぁぁああああ!!』
それを超えるものがここにいた