• テキストサイズ

NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第11章 雲雀恭弥を訪ねて


スクアーロside





ちっ…




イライラするぜぇ…




叶風が雲雀と一緒に部屋を出てから数十分がたった





“ロン毛は山本くんと仲いいんだから、剣でも交えて待ってて!”




そう言い残して言った叶風




そうは言われても、今はんな気分じゃねぇんだぁ





あの雲雀とかいう坊主…



二人で部屋を出る時、俺に謎の視線を送ってきやがった




まるで獲物を独り占めするかのようなドヤ顔





…イライラする




「ああっくそ!アイツら遅ぇぞ!」


カリカリする俺を見て、山本はきょとんとすると


「ははっ、スクアーロは叶風のことが好きなのな」


二カッと笑ってそう言った




………は?



「なんだよ、テメェら恋人同士じゃねぇのかよ」

「ちょっ、獄寺くん…っ」


ぽかんとしている俺に獄寺がそう言った




俺とアイツが…恋人…?




「ッ!?はぁあああ!?///」


「るせぇ!スクアーロ!10代目が驚いてらっしゃるだろうが!!」

「だっ、大丈夫だよ、獄寺くんっ!スクアーロさんも落ち着いてっ!!」



沢田の野郎が獄寺を俺を落ち着かせようとするが、すっかり俺の頭の中はパニックだ



…どうしたら、そうなった…??




「ん、違うのか?2人見てたらすげー仲良しだから俺てっきり…」


「俺もそうだと思ってたぜ」



「ばっ、バカか!テメェらの脳内お花畑かっ!」


(その割には顔が赤い気がするんですが…)

密かにそう思うツナであった
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp