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NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第11章 雲雀恭弥を訪ねて


ロン毛の言葉に、どよめきが生まれる


「ええっ!?風の守護者?」

「デタラメ言ってんじゃねぇだろうな…」

「そーいや昔小僧が言ってたな」


山本曰く、その小僧とやら…リボーンという名のアルコバレーノが、「ボンゴレには幻の守護者、、風がいる」と話していたそうだ


『じゃあ、沢田くん達も風の守護者についてはある程度知ってるの?』

「具体的にってわけじゃないんですけど、プリーモの代に居て最強と歌われた守護者たちの1人だって事ぐらい…」


『そっか…。実は私達は』


「コイツに特注のリングとボックスを頼みに来たぁ!」


「特注だと?」

「フツーのじゃダメなのか?」


「恐らく、風の守護者には風のリングとボックスが何らかの形で残されている筈だァ!テメェらにはソイツを探してもらいてぇ」

「はぁ!?なんで、俺達がッー!!」

「まぁまぁ、落ち着けって獄寺」

「そうだよ、獄寺くん。最後まで話、聞こう?」


くっ〜と押し黙る獄寺くん


『私は雲雀恭弥に調べてもらいたくて来たの。彼は“そういう”研究もしているって聞いたから』


沢田くんの目を真っ直ぐに見て言った


これは飽く迄お願いだ


強制じゃない。




ロン毛と獄寺くんを見る限り昔、何かあったのに違いない



信用が薄いのなら、こちらの誠意を伝えるまで




「うん、わかったよ」



え…?




意外とあっさりとした答えに驚きを隠せず、口を開けてしまう




…この人仮にもボスだよな…?




「俺達の守護者なんだし、俺達も協力する。…けれど雲雀さんは…」


「あの雲雀だしな」


「今だってどこにいるのかわかりやしねぇ」



雲雀恭弥って……そんなに自由な人なのか




そんなことを思っていると




「ねぇ、そこの群れている君たち」



反射的に隠しナイフを取り出す



「噛み殺すよ?」



そこにはトンファーを振り下ろす彼の姿があった
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