NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】
第11章 雲雀恭弥を訪ねて
『初めまして。大きな声を出してしまってごめんなさい、私は神田 叶風よろしく沢田綱吉』
ぺこりと一礼する
「よ、よろしく!」
私に合わせて同じように例を返してくれた
「俺は山本武!よろしくな叶風」
『うん、よろしく』
めっさ明るい人だな
「ちっ、相変わらずヘラヘラしやがって…」
『アンタは?』
悪態をつく銀髪の男に名を聞いた
「……獄寺隼人だ」
『よろしく』
「ゔお"ぉい!何馴れ馴れしくしてんだよぉ!」
私の後で断末魔を起こすロン毛は相変わらずのキレ顔だ
『何怒ってんのさ、正直時間のムーダー』
「っ、んだとぉ…!!テメェから3枚に下ろしてやろうかっ!」
「ちょっ、ふたりとも!!」
仲裁に入ったのは沢田綱吉で、私達はなんとか収まった
「ふん、相変わらず血の気の多い奴らだぜ」
獄寺くんは鼻で笑いながらもその不機嫌そうな顔は変わっていなかった