• テキストサイズ

NONFICTION【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第11章 雲雀恭弥を訪ねて


ボンゴレのアジトは地下にあるという




その入口を潜り、アジトへ入った



『結構普通な入口だったね』

「ボンゴレのカス共のアジトだからなぁ」



先程からボンゴレの話を出すと妙にピリピリしているロン毛


なにか因縁でもあるのか…??



『わぉふっ』



悩みながらロン毛の後をついて行ったら、急に立ち止まったロン毛の背中に顔をぶつける


「ゔお"ぉい!気をつけろぉ!」


『近くで叫ぶんじゃねぇ!!』


毎度お馴染みのパターンで怒鳴り合う2人




その様子を苦笑いして見つめる3人の姿があった


「あっ、あのぉ…」

「はははっ、相変わらずだな、スクアーロ」

「おい!10代目がいらっしゃったんだ!くだらねぇ痴話喧嘩すんな!」


『あ"ぁ!?』「ゔお"ぉい!」


3人の方に視線を向けた2人は



『「誰が痴話喧嘩じゃぁああ!!」』



そうして叫び出したのだった…




「ごごごっ、ごめんなさぁい〜!!」



弱々しく謝ったのはそちらの方だった



『えっ』


いや、あんたに怒鳴ったんじゃないし


ていうか怒鳴るのうつってきたな…←



「沢田綱吉!相変わらずデーチモの座に合わねぇ奴だなぁ!」


ふんっ、と鼻で笑ったロン毛が謝ってきた沢田綱吉?という人に剣を向けた

「んだとテメェ!!10代目になんて口を…」

前に出た喧嘩腰の人

あ、コイツだな痴話喧嘩とか言ったヤツ


「だっ、ダメだよ獄寺くんっ!」


参戦してやろうと思っていたら、沢田綱吉がそれを止めた



ん?




沢田綱吉……10代目…




『え───ッ!?』


思わず叫んでしまい、口を手で抑えた



が、既に視線は私の方に集まってしまっていた


『あ、貴方が沢田綱吉?ボンゴレ10代目の…?』


「えっ、いや…まぁ、そうです」


またか、見たいな顔をして沢田綱吉が言った



きっと経験済みなのだろう、こういう反応には


『ごめんなさい、大きな声を出してしまって』

「い、いえ、いいんです…いつものことですから」


「ツナはそのまんまの方がいいもんな!」


にかっと明るく爽やかに笑った長身の男の人


ロン毛には聞いたけれど顔は知らないため誰が誰なのか検討もつかない


とりあえず、挨拶だよね
/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp