第3章 2人で
ことはと2人で飲み始めて一時間くらいが経った
そろそろ...聞いてもいいかな...
『ことはってさ、彼氏とかいないの?』
聞いた!ことはは...なんて答えるんだろ...
もしここでいるって言われたら立ち直れねー...聞かなきゃ良かったかな...
「いませんよ〜。達央さんはどーなんですか?」
『おれ!?俺はいないよ』
いないの!?まじで!よっしゃ!!
てか俺に聞くのかよwテンパったじゃねーか!あー、カッコ悪くなかったかな今の
些細なことにもすげー気を使っちまう。俺ほんとに好きなんだな。...やべぇ。心の中で言ってるだけなのにすげー恥ずい。顔赤くなってねぇかな...大丈夫かな...
って!ことは絶対に酔ってんじゃん!顔あっか!?しかもフラフラしてるし...
『てかさ、お前顔真っ赤wなに?酔っちゃった?』
「ふぇ?そんなことないですよ〜」
ふぇ?って...かわいっ!!
『いや、結構やばいぞ?そろそろ帰えるか?』
「いやです。まだ帰りたくない...ダメですか...?」
...は///なにあれ。え、なにこれ。なんで上目遣いでそんな可愛いこと言うかな〜...男からすれば誘ってるようなもんだぞ...帰りたくないって...なんなの!?///
『...誘ってんの?』
あっ、やべっ...つい口に出しちゃってた。いや、アレはことはが悪い。うん。
「え??」
あー...これ意味わかってないのか...?まじかよ...
はてな顔じゃん...天然でそーいうこと言うなよ...他の野郎に言ってみろ。勘違いされるぞ。
『はぁ...そのセリフ、俺に以外に言っちゃダメだからな。分かったか?』
「はーい。えへへ」
えへへって!ダメだって言ってんのに!えへへって!可愛すぎかよ!!強く言えねーだろーが...これはこれで呆れてくるわ...w
『ったく、ほんとにわかってんのかぁ?』
頭を撫でてやる。...そんな嬉しそうな顔すんなよ...///
気持ちよかったのかことはは眠りについてしまった。
いや、それだけならまだいいよ。うん。ことはが寝た場所だよね。うん。なんで俺の膝の上で寝るんじゃねぇぇぇ!←嬉しい